病院のオーダー家具製作とヒノキ材・杉材の腰壁製作記録


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当店の職人はオーダー家具の実例として国立病院の
オーダー家具、受付カウンター、診察室の洗面台やカルテ棚
その他病院に携わる手すりや腰壁などを製作したことがあります。

病院は材料の品質基準が高く
木材・接着材・塗料ともに安全度の高い
F☆☆☆☆☆(フォースター)等の材料を使いました。

その中で、病院全体の廊下や病室に貼る
ヒノキ材や杉材の腰壁製作についてのお話です

病院のヒノキ材・杉材腰壁の製作記録

発注者はその当時の厚生省だったので、
使用材料に対する基準がとても厳しかったです。

腰壁に使用する杉材は書類上は基準を満たしているものの、
杉の目が詰まってないとの理由で
全国からサンプルを集めさせられました。

結局秋田杉を最終候補に残し、提出しました。
しかしこれにも首を縦にふらない厚生省に、

「これ以上は屋久杉しかないのですが、ご希望の
量を確保するには屋久島の杉が丸裸になります」

と言って秋田杉で了承してもらいました。
約10年から15年物の杉材を使用しました。
その杉をゆっくりと天然乾燥させて、それから人工乾燥させました。

新築病院の廊下の腰壁に使用するので、
24時間エアコンが効いています。
しっかりと乾燥させないと施工後にそりなどが出てきます。

あとから補修となりますと、別途出費がかさみますので
そうならないように最初からしっかり乾燥させるようにしました。
その杉材を決まった幅にカットし、サネ加工を施し
細かい番手のサンダーを当てて、オスモで塗装しました。

オイルでの塗装は吹きかけてものりません。
ウエスで刷り込むようにしないと、木の目に入っていきません。
かなり手間の掛かる作業です。

こうして出来上がった材料を現場に持ち込み、
職人が壁に向かって杉材を取り付けていくわけですが、
そのときもゼネコンの監督が後ろに立って
杉材の目を全体的にそろえるように指導がはいりました。

これには職人一同困っていました。
なにせ監督にすべての作業を見られながらするわけですから
緊張したようです。

そこまでこだわって作り上げた国立病院の腰壁です。
いまでも愛着があります。


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